チアステが楽しくて仕方ない!!

12月9日から18日まで上演中のLive Performance Stage「チア男子!!」こと

チアステの個人的感想。

ネタバレ含みますのでご注意ください。

 

ストーリー

(http://www.cheerboys-stage.com/introduction.html より引用)

道道場の長男・晴希は大学1年生。
姉や幼馴染の一馬と共に、幼い頃から柔道に打ち込んできた。
しかし、無敗の姉と比べて自分の限界を察していた晴希は、
怪我をきっかけに柔道部を退部。

同じころ、一馬もまた柔道をやめる。
一馬はある理由から、大学チアリーディング界初の男子のみの
チーム結成を決意したのだ。

それぞれに事情を抱える超個性的なメンバーが集まり、
チームは学園祭での初舞台を目指すが……。

 

今回の舞台はアニメの方ではなくて

小説がベースなっているのでアニメとはビジュアルが違うのはそれが理由です。

 

あえて新鮮な気持ちで見たかったので原作未読で行きました!

個人的にですが分かりやすい王道ストーリーなので未読でも楽しめます。

努力・友情・勝利!って感じですし

明るいだけでなく挫折や葛藤 各々のコンプレックスや過去が色々交錯していきます。

その挫折とかコンプレックスとか劣等感とかがリアルで胸をえぐられます…。

 

ストーリーというよりかは古田一紀くんのお芝居についての話をメインにしたいと思います。

古田一紀くんの演じるカズは両親がおらず、おばあちゃんと暮らしていたんですけど

おばあちゃんは現在入院中で でもおばあちゃんには何を話しても返ってこないんですよ。

その時の病室での演技とかがすごいんですよ…リョーマだったからわからなかったけど

古田一紀ってこんなお芝居ができるんだ!ってすごく衝撃的で…。

皆の前とかおばあちゃんの前では笑顔なんですけど その裏で抱える葛藤と悩みで

一人になると悲しそうな表情をしたりとか空元気を見せたりだとか

自分が結成したチアのチームは 自分のとある目的の為だから

無理やりやらせているんじゃないか、でもそのことは言えない。幼馴染で親友のハルにさえ…そこのカズの複雑な感情の演技がねすごいんですよ…うまく言えないんですけど…。

怒りと悲しみと自分じゃどうにもできないもどかしさとかそういうのがぐちゃぐちゃになって苦しそうなのが伝わってきて。引き込まれたんです。

とある楽曲で涙を目に溜めていたのですが、あれはカズとしての涙なんだなって思ったら胸がわしづかみにされたような気持でした…本当にあれすごかった…。

歌もダンスもお芝居も繊細で真剣な古田一紀くんはかっこいいし

彼の演じるカズのことを心の底から応援したいなぁって感じました。

 

彼のリョーマを好きになって約2年の月日がたって、

はたして私は彼のお芝居が好きなのか 越前リョーマの彼が好きなのか測りかねていて

それを見極めるのがチアステだったので なんていうか見事に前者で…(笑)

そしてチアステカンパニーは彼が尊敬できる人たちばかりで

隣にいるのは頼れる礼生さんで…一応W主演という名目ですが座長的なところは礼生さんが担ってる感じがしますね。古田くんの暴れ具合をみてると!

でも彼が暴れるのは礼生さんがいる安心感からかなって思うとにこにこしちゃうんですよね…可愛い…21ちゃい愛しい…って挨拶のたびににこにこします。

古田くんには芝居はもちろんですけど彼のつづる言葉の力とか面白さとかあるので

この前発売したユリイカ(http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2987)のように好きな事を言葉にすることに秀でているように思うので

古田くんが好きな事を仕事にして生きて行ってほしいなぁとチアステを見た後に思いました。

個人的にはぜひ彼なりのテニミュとかテニスの王子様の考察とかそういうのひたすら聞きたいです。

 

テニミュを通じて古田一紀君の事が好きな人は リョーマじゃない彼のお芝居を是非見てほしいです。

彼の演じるカズは劇場で感じてほしい。映像でもいいけどチアステはやっぱりコーレスがあったりするし あの劇場の空気感が一番最強で最高です。

古田くんがいろんな配信とかイベントで劇場にきてほしいって理由は見ればわかります。

空気感どんな感じ…?って気になる方はダイジェスト動画がありますのでどうぞ~!

↓↓↓

 

初日ダイジェスト動画 ※ネタバレあり

www.youtube.com

 

 

チケットはこちらからどうぞ!

http://www.cheerboys-stage.com/tickets.html

全日当日券も当日引換券もあります。

 

楽曲提供はハイステなども手掛ける和田俊輔さんのかっこいいお洒落な楽曲で

そこにテニミュでおなじみの三ツ矢雄二先生のキャッチーでちょっとださい感じの歌詞がすごく「ブレイカーズ」らしいんです。

曲もめちゃくちゃ多くてミュージカル!って感じです。

キャストみんな歌声も安定しています!

 

アンコールパフォーマンスだとかそういうエンタメ的な意味でも6800円以上の価値はあると思います。

アンコールパフォーマンスはキャラクターじゃなくてキャストとしての特技を披露するみたいな感じなんです…。

とにかくみんなかっこいいんですけど

礼生さん好きな人は絶対絶対アンコールパフォーマンス見てほしいです!死ぬほどかっこいいです!

古田一紀くんのあれもめっちゃかっこよくてかつ可愛くって最高です!

他のメンバーもかっこよくて本当に素敵なカンパニーだー!ってなれます。

 

チアステという舞台は最後のキャストは私たち観客なので

観客がいてはじめて完成される舞台です。

気になる人 迷ってる人で行ける方は迷わず行ってほしいです。絶対に楽しいです!

最近落ち込んでいて元気が無かったり

ちょっと大声だしてストレス発散したかったり

爽快感がほしいなーって方にはオススメです!!!!

 

複数回行く方はぜひグッズのメガホンがあるとより楽しめます(^○^)

19日までAiiA Theater Tokyoで上演中です!

日吉若と越前リョーマの補欠戦の試合終了後、気づけば拍手をしていた

8月28日ミュージカルテニスの王子様 青学VS氷帝18時公演の補欠戦への感想

リョーマVS日吉くんの試合について覚書です。

油断だったり侮ったりはしてないけど でもどこか根底でまぁ1年だしみたいなところがなきにしもあらずな日吉くんがどんどん追い詰められていくわけですが
東京から1か月見てない間に日吉くんの食らいつき方とか追いつけ追い越せがまさに「下剋上」って感じなんですよ。
中の人的な意味では公演数も経験値も違う。東京ではやっぱり埋められない差があった感じがしましたが
愛知公演での!日吉君!すごかったんです。先輩からの覚悟とか思いを背負っていくって感じがめっちゃ伝わってきたんですよね…
東京はまだいっぱいいっぱいだったのがそういう感情をのせてくるのか!といった感じで
だからこそリョーマと対峙して 戦っていきながら追いつけ追い越せなのが明確にわかるようになった感じがします。
こればっかりはリョーマくんがすごくても成り立たないことで!
日吉くんが最後まで諦めずに食らいつくからこそあの熱量があるなぁと。
リョーマと闘う日吉くんが苦しいしつらい。でもとびきりかっこいい。
内海君が日吉若くんのことをすごく考えて練習してきて公演を重ねていって経験をつんだ成果だと思うので来月の凱旋公演でさらに成長した姿で帰ってくることがすごく楽しみです。

そして古田一紀の越前リョーマ
今回の越前リョーマの補欠戦って今までの試合と意味合いが違うんですよね。
自分がぼろぼろに負かされた手塚が跡部に負けて
あんなに切実に「俺に勝っておいて負けんな」って懇願した手塚が負けたことによって
覚悟と自分が背負うものの大きさを自覚しはじめるのがこの補欠戦なのかなって思ってて。
つまり越前リョーマにとってのターニングポイントかなと。
自分が負ければ青学テニス部は全国へ進めない あの手塚も三年生も引退してしまう。
そんなものを背負って戦うのが主人公である青学1年生スーパールーキー「越前リョーマ」なんですよ!
だからこそ「2か月前高架下で言ったことを覚えているか」と問われて
いつもなら「うぃーっす」って感じなのにこの時は「…はい。」なんですよ。あのリョーマくんが!
この覚悟の重みをセリフにのせる古田一紀のリョーマくんは本当にすごい…。
からの試合ですよ!
3rdはじまって古田のリョーマと対峙した何人ものライバルズが一紀のリョーマのニヤッとした笑顔にイラッとするしぶっ倒してやる!って本気で思うと語っていましたが
今日まじまじと見て本当に挑発とかにやっとした強気な表情とかイラっとさせられて
ぶちのめしてやる!って気持ちにお客の私が思ったので実際に対峙してる日吉くんはもっとそう感じるのかなぁと改めて思いました。
今回マイベス(新曲)で帽子を脱ぐからそのあととか余計に表情がよーーく見えるので…さらに実感させられましたね 本当に。まじでイラっとするのでオススメです!
そして帽子を脱いだ瞬間に顔がよく見えるようになるじゃないですか
その瞬間の瞳がギラギラしてるんです。絶対勝つ、負けたくないというリョーマくんのより一層強い思いが瞳にこめられていて そして汗がキラキラと照明に反射して美しいんですよね…。
不動峰のにゃろぅの汗も美しかったけどレギュラージャージでのきらっと光る汗は、チームのための汗なので本当に胸がいっぱいになります。
そしてスイッチが完全にON!になってから越前リョーマが負ける感じがしなくなるの本当にすごい。
圧倒的主人公。圧倒的スーパールーキーなんです。
あと今回のマイベスは古田一紀くんの越前リョーマだからこその歌詞なのも本当によくって
キャラでもあるけど それは その歌詞は…となるのが個人的にすごく好きで。
素敵な歌をありがとうございますって毎回心の中で拝む。
いつだって毎日全力なのは古田一紀くんも越前リョーマくんも一緒で
だからこそ座長だし主人公なんです!彼は!
スイッチがはいってからのリョーマくんの怒涛の試合展開だとか余裕の笑みすらあって
それと対比するように追い詰められる日吉君のつらいことつらいこと…
でもこうして負けることで日吉くんは強くなるんだなぁと感じてぐっときます。
補欠戦で自分に託されたものの大きさを知り覚悟を決めた上
であんなに楽しそうにそして勝ちに行く貪欲さとかかっこよくてすごいんです。リョーマくん。
あのギラギラした勝ちへの飽くなき欲求が瞳にでていて もうこれは氷帝でしかみられない表情なんだなぁと。
古田一紀くんはオタクだしストイックで頭の回転もはやくって
越前リョーマとしてのセリフとか深く考察したうえで感情をのせたり表情で見せたりするから本当に…すごいんですよ…まじで…※突然語彙力がなくなる
古田一紀くんの越前リョーマに出会えて幸せだなぁと。凱旋でまた成長するだろうからこちらも楽しみです。

本当に8/28のソワレは補欠戦が個人的に一番熱くて…胸がいっぱいになったし
試合結果しってるけれどもどっちが勝つんだろう!って手に汗握るリョーマと日吉くんの対決でした。
互いに全力を出し切ることでどんどんよくなって向上していく、成長していく
テニミュの魅力のひとつですよね…本当に…。

それで今回のタイトルの案件なのですが
補欠戦のリョーマVS日吉の試合が終わったあとに青学と氷帝整列して一礼するタイミングで本来は拍手なんですよ。
東京公演の時はわたしもそうしてたし。いつもそうだから…。
でも今日は違ったんです。
補欠戦終了直後に「越前リョーマが勝った!全国への夢がつながった!やった!」
ってなって心の中で思って無意識に拍手してしまったんですよ…
本来拍手するところではないし 本当にごめんなさい、だったんですが
本能的に拍手をしてしまうほどの熱量と試合展開だったんです。
私以外にも何人か同じような人がいたのか数回拍手した後に
ここするところじゃないじゃん!みたいな空気になってて…
なんかもう私を含めて拍手した方ってあれは本能的にでてしまった拍手で
それくらい今日の補欠戦はものすごい熱量でした。
これのために弾丸で愛知きてよかったなぁと本当に思いました。
それ以外もめちゃくちゃよかったのですか今回は補欠戦だけピックアップしての感想でした。

ここまで読んでくださった神様で
まだ氷帝みてないとかテニミュ見たことない方はぜひ行ってください。
チケットが激戦なのですができる限り協力もしますし当日券もあります。
思い出じゃない、王子様を好きになる夏。氷帝公演は7/14~9/25まで!
公演情報、チケットはこちら 

www.tennimu.com


残りの地方は宮城と福岡。あと上海公演も今回はありましてそのあとに東京凱旋公演となりますので!
初日ダイジェスト動画もございます! 

www.youtube.com



2.5次元舞台が沢山ある中でテニミュもぜひ選択肢にいれていただけたら嬉しいです。
テニミュは有名どころな若手俳優が特別いるってわけではなく
演技経験に問わず「キャラに似ている」のがキャスティング理由なので…。
チケット代も6000円とお手頃ですよ!
ちょっとみたいなーって方は近くのテニミュ行ってる方にお声かけてみてはどうでしょうか?


自分がこの瞬間を忘れたくなくて長々と文章にしました。
誤字脱字はあるけど帰った来たアドレナリンでまくったテンションで書き上げたのでゆるしてください。
私が大好きな青学8代目を劇場でみれる最後の公演なのでぜひお願いします。

スイッチは完全にON!!!!!!!!!!!!!!